自分の恋愛観が分かった高校生活
高校デビュー!!
でも・・なんか足りない・・!!
私は高校デビューをした。
同じ中学の人が少なかったこともあり、
私が中学でイジメられていたことを
バラす人はいなかった。
いろんな人と仲良くできる。
おはよー!とかヤッホー!って
声かけてくれる。
中学時代には考えられなかったほど
楽しかった!!
でも・・
なんかが足りない・・。
そう、この高校には
ヤンキーがいない!!!!
進学校ということもあり、
ヤンキーみたいな人が全然いない。
どちらかというと勉強できる
チャラい人なら多かった。
H先輩とT先輩に
久しぶりに会いたい・!
でも中学時代に私はスマホや携帯電話を
持っていなかったから連絡先が
分からない・・
アカウントが見つからない・・
はぁ、、
もう会えないのか・・・
私はH先輩とT先輩しかヤンキーで
仲いい人がいなかったから、
他にヤンキーの知り合いがいなかった。
この学校にヤンキーっぽい人はいない・・
もう自分の理想である
優しいヤンキーには
会えないのか・・
私は『クローズゼロ』や
『ごくせん』ばかり見た。
なんて
カッコいいんだ!!!
私はDVDを見ながら
ひとりでキュンキュンしていた。
やっぱ、清楚系の人や
チャラチャラしている人なんかより
ヤンキーのほうが
絶対いい!!!!
友達とは恋愛話をよくしていた。
友達A
「ねえ、バスケ部の▢▢先輩
超かっこいいんやけど!!!!」
友達B
「5組に△△君いるじゃん?
絶対彼女いるよねー!!」
確かに▢▢先輩も△△君もカッコいい。
性格優しいし、顔整っていてキレイだし、
頭はいいし、スタイルいいし、背が高いし。
でも、
なんかタイプじゃないん
だよね・・
私はいつも恋バナのたびに
そう思いながら聞いていた。