最後の日
先輩達との最後の日・・
そして高校に入学
今振り返ると、私は中学の3年間で
かなり変わったと思う。
見た目が変わったことはもちろんだが
性格が少しずつ明るくなったことや
無抵抗だった自分が抵抗できるように
なったことは一番大きく感じる。
H先輩とT先輩と仲良くおしゃべりとか
している時間は一番自信があるような
気持ちでいたけど(笑)
昼休みに理科室前の廊下でH先輩とT先輩と
遊んでいる時、同級生の男子の集団が
近づいてくる気がした。
よく下校中に私が1人でいる時に
後ろから馬鹿にしてくる奴らだ・・!
私がビビっている様子に先輩たちは
気づいたからか、その集団のほうに
向かって理科室にあった小さいボールを
思いっきり投げた!!!
集団はボールを避けると
うわっ!!
H先輩とT先輩だ!!
と驚いた表情で逃げていった。
私は
!!ざまあみろ!!!
と天狗状態になっていました。。。笑
でも、H先輩とT先輩がずっと
いるわけではない・・
中学2年生の2月頃、久しぶりに
先輩たちから手紙が下駄箱に入っていた。
今日ひま?公園きて!
私は公園に行った。
いつものように先輩たちは遊んでいた。
私は
「もう1ヶ月で卒業ですね・・
来年が怖いです・・
先輩達がいないからまた1年生の頃の
ようになりそうです・・」
H先輩は
「ボッコボコにしばいときゃ
良くねェ?笑」
と言った。
私は
「いや、
絶対無理ですよ笑笑」
と言うと、T先輩は
「首でも絞めて
気絶させとけww」
と言った。
まともな意見はなかったけど
私はなんとなく安心した。
先輩2人は卒業してしまい、
3年生になった。
不安に思っていたことは
全く起こらなかった。
たぶん、イジメてくる奴らは今でも先輩と
仲良いからもし私をイジメると私が先輩に
チクってボコボコにされると
思っていたのだろう・・
中学3年生は楽しく学校生活がおくれた。
そして私は高校に入学した。