信じた瞬間

偏見が変わった瞬間

前回のブログは読みましたか?

 

そう、公園に連れて行かれたんですよ。。。

まだヤンキーを100%

いや、1000%悪い人だと思っていた私は

質問に対してアバウトに答えていました。

 

すると、まずH先輩が

「オレんち、ババーしか

 いねェし、家クソボロいし、

    金なんてねーし!」

といった。

 

そしてT先輩は

「クソじじーの

 ギャンブルのせいで

    母さん出て行った」

 

え!?ヤンキーってなんかお金持ちで

好き勝手にお金バラまいて暴れてる

そんなイメージだったのに・・!

ぽっぽ隊長 (@uver_take09) | Twitter

 

私はビックリした。

正直、自分の家庭と比較すると2人のほうが

絶対生活苦しいと思った。

 

「オレだって

    野球して―のに」

「オレだって

  ディズニーランド

      いきてーよ」

 

先輩2人はいろいろ愚痴っていた。

 

先輩の話を聞いているうちに、だんだん

あ、私と似てるかも

 と感じた。

 

そして私は素直に話した。

 

両親共に公務員で生活に困ることはない。

 

でも、門限が厳しいせいで自分の周りの

人たちのような遊びができない・・

そのせいで小学校6年生頃に今まで一緒に

行動していた5人グループから仲間外れ

され始めた。

 

母が病気のため家事をやらないといけない。

でも、ちょっと失敗するだけですごく怒る

身体の調子がいい時と悪い時で

気分の浮き沈みが激しすぎる

 

学校では嫌なニックネームや奇声、

バイ菌扱いなどいじめられる・・・

 

もう家にも学校にも居場所がない・・

 彼がいるのに寂しい。「孤独を感じる」理由と対処法|「マイナビウーマン」

 私は話しているうちに泣きそうになった。

 

2人のヤンキーの先輩達は

自分のことかのように

じっくりと私の話を

聞いてくれていた。

 

あれ?こんなにマジメに

聞いてくれるなんて意外・・

 

 こんなブサイクで

暗い陰キャなのに

相手になってくれるなんて・・

 

この時、私は2人の先輩に対する思いが

変った瞬間であった。