無抵抗だった私がついに暴走!!
暴走開始!!
覚えてろよオラー!!!!!
前回、先生に呼び出され、放課後の職員室で
あの手紙の犯人ではないかと問われる
ところまで書かせていただきました。
私「そうです。
私がやりましたよ。」
私はプチっと何かの鎖が
途切れたように感じた。
主犯の3人はいつもクラスにおいて
カーストのトップにいるような人達だから
喧嘩しても負けるに決まっている・・
というか、喧嘩した後に
「あの時はよくも・・!」と言って
余計いじめが過激になるかもしれない・・
毎日このように思っていたのに
この日は全くそんなこと思わなかった。
私は無意識に立ち上がった。
イジメ主犯のヤツらのほうに向かい
主犯3人の真ん中にいた
Kを椅子から押し倒した。
Kの胸ぐらを
息が苦しくなるほど掴み
こう叫んだ。
てめーは絶対に
許さねェからなーーー!!!
ぶっ殺してやるよコラー!!
職員室中に響き
先生が4人ほど走ってきた。
先生に止められ、私は手を放し
椅子に座った。
先生は私を怒るどころか何も言わずに
ただ茫然とした表情でしばらく立っていた。
主犯の3人は予想していなかった出来事に
かなり驚いていた。
先生は落ち着いてから仲裁に入った。
今まで散々私をイジメていた
主犯の3人は悪い
だからといって「死ね」や
「消えろ」など過激な悪口を
書いた手紙を渡した私も悪い
結果、
今回のこの件はお互い様
そうして、その日は終わった。
この日の帰りは
今までに感じることのなかった
清々しい気持ちだった。
なんか、ゲームで言うと今まで勝てないと
思っていたラスボスに
勝てたときの感覚みたいな・・笑
これも
あの先輩たちのおかげかも・・!
H先輩とT先輩のおかげで
強くなれたかもしれない!