普通のことが幸せに感じた中学1年の秋
普通のことが幸せに感じた
中学1年生の後半
前回、ついに今まで散々私をイジメてきた
3人に対して逆襲できた話を
書かせていただきました。
その後、だんだんイジメは
少なくなっていきました。
とは言っても、完全にイジメがなくなった
わけではなく、まだ嫌なこと言われたり、
避けられたり、休み時間は一人で図書館に
こもったり・・そんな学校生活でした。
ある時、同じクラスの3人の女子に
声をかけられました。
女子3人「ねぇ○○ちゃん、今日学校
終わったら空いてる??
近くの公園で遊ぼーよ!」
私「え!?あ、うん。空いているよ。」
私は驚いた。
嬉しい気持ちと「え、何で
イジメられている人なんかを
誘うんやろう・・?」と
疑うような気持ちが半々だった。
私は3人と一緒に家の近くの公園に行った。
学校にいるときはこの3人としゃべることが
なかったからなんか緊張する。
ブランコ・すべり台・鉄棒・・・
いろんな遊具で小学生のように
キャッキャッと笑いながら遊んだ。
ちょっと休憩している時に
女子3人がこう言った
「○○ちゃん、しゃべると
面白いね!」
「無口な印象だったけど、
意外としゃべるんやね!」
私は嬉しかった。
同級生とこのように普通におしゃべりできて
普通に遊べることが。
「うちらもホントは普通に声かけたいし、
遊びたいけど周りの目が怖い」
「うちらもイジメられる
と考えちゃって・・」
「けど○○ちゃんのこと
嫌いだなんて
思ってないから!!
これだけは誤解しないでほしい!!」
それが聞けただけでも私は
めちゃくちゃ嬉しかった!
学年全員が私を嫌いと
思っているわけではないんだ。
今までの思い込みが解消され
私は少しずつ明るくなれた気がした。